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我が家にやってきたカブトムシ。お子さんは大喜びでしょう^^
ただ、実際に飼ってみると、カブトムシはかなりうるさいです(汗)
ケースの中を歩き回ったり、飛び回ったり。中には、ケースの中を荒らしまくるヤンチャな個体もいます。
「気が狂っているんじゃないか?」と心配になる人もいるかもしれません。
カブトムシが動き回るのが夜なら、特に気にしなくて大丈夫。カブトムシは夜行性の昆虫です。
一方、カブトムシが動き回るのが昼間なら、注意が必要です。ケースの居心地が悪いサインかもしれません。
このページでは、カブトムシの成虫がケースの中を動き回る5つの理由と対処法を解説します。
カブトムシが動き回るのが夜なら、放置でOK
冒頭でお伝えしたとおり、カブトムシは夜行性の昆虫です。
カブトムシが夜に動き回るのは、ごく普通のこと。心配はいりません。
カブトムシの成虫の寿命は2か月ほどと短いです。その間に子孫を残すのが、カブトムシの成虫の使命です。
そのため、カブトムシのオスは、活動時間である夜になれば、交尾の相手となるメスを盛んに探し回ります。そして、交尾をしまくります(汗)
一方、交尾を終えたメスは、産卵する場所を探すのに忙しいです。
ケースの中を歩きまわったり、土に潜ってケースの底をガリガリと引っ搔いたり、無事、卵を産むのに必死です。
カブトムシがケースの中をガサゴゾと歩き回ったり、ブンブンと飛び回ったりするのが夜なら、心配しなくて大丈夫です。
多少うるさくても、「仕方がない」と割り切ってあげて下さい(苦笑)
カブトムシが昼間に動き回るなら、ケースの環境を見直そう
カブトムシが昼間に動き回っているなら、注意が必要です。
ケースの居心地が悪くて、カブトムシが動き回っている可能性があります。
そこで、カブトムシが昼間に動き回っているときは、次の5つをチェックしてみて下さい。
カブトムシが昼間に動き回っているなら、まずはケースの置き場所を見直しましょう。
ケースは、直射日光の当たらない、風通しの良いところに置いて下さい。
カブトムシにとって快適な温度は22~26℃。湿度は60~65%が目安です。
ケースの土は、軽く握ったら固まる程度に湿らせて下さい。
また、餌が空になっている場合、餌の奪い合いでカブトムシが興奮していることも考えられます。
カブトムシは、1匹につき1日1個の昆虫ゼリーを食べます。
全てのカブトムシに餌が行きわたるよう、昆虫ゼリーを補充してあげて下さい。
1つのケースで飼っているカブトムシが多すぎる場合は、別のケースに移して数を調整しましょう。
特にカブトムシのオス同士は、餌やメスをめぐってよく喧嘩します。
例えば、幅30cmのケースなら、成虫3匹ほどが飼育の目安です。
喧嘩を避けるなら、オス1匹とメス2匹の組み合わせで飼うのがベストです。
このように、昼間にカブトムシが動き回っているときは、一旦ケースの環境を見直してみて下さい。
ケースの中が快適になれば、カブトムシは次第に落ち着きます。
動き回ることでカブトムシが急死することもある
昨日まで活発に動き回っていたカブトムシ。
そんなカブトムシが急死すれば、かなりショックですよね。「なんで? あんなに元気だったのに…」と思うでしょう。
その場合、カブトムシの死因は「激しく動き回っていたこと」にある可能性が高いです。
上述のとおり、カブトムシの寿命は2か月ほど。激しく動いたことで体力を使い果たし、死んでしまうことがあります。
その生きざまは、まるで消える直前のろうそくの火のよう。ろうそくの火は「消える直前が最も光り輝く」といいますね。
僕の経験上では、ホームセンターなどで多頭飼いされていたカブトムシに短命の傾向が強いです。
昼夜を問わず動き回っているカブトムシは、やはり短命です。
ただ、人間がカブトムシの活動を制限することはできません。
僕たちにできることといえば、ケースの環境を整えてあげることくらいです。
いつ寿命が尽きるともわからないカブトムシ。そう思うと、1日1日を大切に飼ってあげたいですね。
まとめ
このページでは、カブトムシの成虫が動き回る理由と対処が必要なケースについて解説しました。
カブトムシは夜行性の昆虫。夜に動き回ってうるさくても、仕方がないと割り切って下さい^^;
カブトムシが昼間に動き回っている場合は、まずはケースの中の環境を見直しましょう。ケースの居心地が悪くてカブトムシが動き回っている可能性があります。
縁あって飼うことになったカブトムシ。親子で大切に育ててあげて下さいね。