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カブトムシを初めて飼う場合、餌には家にある果物を与えておけば良いのか、昆虫ゼリーを用意した方が良いのか、よくわかりませんよね。
結論からいえば、カブトムシの餌には昆虫ゼリーを与えるのが一番です。昆虫ゼリーは、カブトムシに必要な栄養をバランス良く含んでいます。
また、餌やりのときは、蓋のシールを剥がすだけでOK。果物のようにカットする手間がありません。未開封であれば何か月でも保存がきくのもポイントです。
果物は、昆虫ゼリーの在庫を切らしてしまったときの一時しのぎに留めましょう。
このページでは、カブトムシの餌としておすすめの昆虫ゼリーを紹介します。
目次
カブトムシの餌に昆虫ゼリーがおすすめの理由をまとめてみた
カブトムシの餌には、昆虫ゼリーがおすすめです。昆虫ゼリーなら、カブトムシにバランスの良い食事を手軽に与えることができます。
ここで、カブトムシの餌に昆虫ゼリーがおすすめの理由をまとめてみました。
昆虫ゼリーは、栄養の面からカブトムシにおすすめです。カブトムシに必要な栄養がバランス良く配合されているのが特徴です。
餌やりのときには、蓋のシールを剥がすだけ。果物のようにいちいち皮をむいたり、カットしたりするのは、面倒ですよね。
また、昆虫ゼリーは、未開封なら何か月も保存がきく優れもの。保管は常温でOKです。
カブトムシを大切に育てたいなら、昆虫ゼリーを与えて飼育するのがベスト。
カブトムシ1匹につき1日1個を目安に与えて下さいね。
カブトムシの食いつき抜群! おすすめの昆虫ゼリー3選
ここからは、僕が6年間にわたってカブトムシを飼育した経験をもとに、おすすめの昆虫ゼリーをランキング形式で紹介していきます。
昆虫ゼリーは、Amazonで人気のあるものの中から、カブトムシの食いつき具合と栄養面、液だれや臭いなどの使い勝手に着目して選びました。
ぜひ、参考にしてください^^
KBファームのプロゼリー
・カブトムシの食いつきが抜群に良い
・カブトムシの長生き・産卵を助ける
・液だれがなく、硬めのゼリーで扱いやすい
僕の一番のおすすめは、KBファームのプロゼリーです。
プロゼリーは、なんといってもカブトムシの食いつきが抜群! ブリーダーの間でも圧倒的な人気を誇る国産のゼリーです。
プロゼリーは、カブトムシが長生き・産卵するのに欠かせないタンパク質を豊富に含みます。
このほか、天然果汁、必須アミノ酸、グルコース、トレハロースがバランスよく入っています。
また、昆虫ゼリーの中では珍しいことに、着色料・合成保存料が無添加。これなら、カブトムシにも安心ですね。
バナナ味とのことですが、ゼリー自体は全く臭いません。
プロゼリーは、液だれが一切なく、硬めにできているのもおすすめのポイントです。
手を濡らすことなく蓋のシールを剥がすことができます。カブトムシが食べ散らかして、ケースを汚すこともありません。
実際、僕がプロゼリーを使ってカブトムシを飼育したところ、最長で4ヵ月も長生きしました。
一般的なカブトムシの寿命が2か月であることと比べると、約2倍も長生きしたことになります。幼虫は12匹も生まれましたよ^^
カブトムシに長生き・産卵させたいなら、KBファームのプロゼリーがおすすめです。
フジコンの消臭アミノゼリー
・優れた消臭効果
・カブトムシの食いつきはやや劣る
・カブトムシの長生き・産卵を助ける
カブトムシの臭いが気になる人は、フジコンの消臭アミノゼリーがおすすめです。
消臭アミノゼリーの成分のひとつである大豆アミノ酸が、ケース内の臭いを和らげてくれます。
大豆アミノ酸は、カブトムシが長生き・産卵するのに必要なタンパク源にもなります。
実際に使ってみると、消臭アミノゼリー自体からは甘いヨーグルト風の臭いがします。
「これで本当に臭わないのか?」と不安になるかもしれません。
ただ、実際に使っていて、ケースから甘い臭いが漂うことは全くありません。
大豆アミノ酸のおかげで、ケースの中はいつも森のような土の臭いに保たれます。森林浴をしているみたいで気持ち良いですよ。
カブトムシの食いつきはというと…プロゼリーには劣ります。食べ始めるまでに時間がかかります。とはいえ、翌日にはきちんと完食します^^
また、消臭アミノゼリーは、液だれや食い散らかしが多少あるのも少し残念なポイントです。消臭アミノゼリーは、やわらかめの仕上がりになっています。
とはいえ、臭いが気になる人には、消臭効果のあるゼリーは心強いですよね。
カブトムシを飼育していて臭うのが絶対に嫌な人には、フジコンの消臭アミノゼリーがおすすめです。
フジコンの樹液の森
・カブトムシのエネルギー源
・甘酸っぱい臭いが鼻につく
・食べ残しが目立つ
日々のエネルギー補給に特化した昆虫ゼリーを探しているなら、フジコンの樹液の森がおすすめです。
樹液の森の主成分は、カブトムシの1日のエネルギー源となる糖質です。カブトムシが好きな黒糖風味に仕上がっています。
カブトムシに長生き・産卵させる予定がないなら、樹液の森をあげておけば十分です。
ただ、樹液の森は、独特の甘酸っぱい臭いが鼻につきます。また、水分量が多く、ケースの中に入れておくとドロドロになります。
カブトムシの食いつきも良くなく、食べ残しが目立ちます…。
僕としては、どうせ買うなら、上述のプロゼリーか消臭アミノゼリーにした方が良いと思います。
フジコンの樹液の森は、とりあえずカブトムシを飼育したい人におすすめです。
おまけ:マルカンの昆虫ゼリー サムライ
・カブトムシのエネルギー源
・甘酸っぱい臭いが気になる
・カブトムシの食いつきが非常に悪い
ここで、おまけとして、マルカンの昆虫ゼリーサムライも紹介しておきます。
サムライも人気があるカブトムシの餌のひとつです。樹液の森と同じく、黒糖風味の糖質が中心のゼリーとなっています。
ただ、僕としては、マルカンの昆虫ゼリーサムライは断じておすすめしません。
というのも、ゼリーがジューシー過ぎます(汗) 蓋のシールを剥がすとき、ゼリーの液で必ず手が汚れます。独特の甘酸っぱい臭いも気になります。
そして、なにより、カブトムシの食いつきが非常に悪いです。全く手つかずの状態で残っている日もあります…。
カブトムシが食べない分、食べ散らかしはありません。
僕も試しに1袋だけ購入して使ってみましたが、リピートは絶対にしません。
なお、100円ショップの昆虫ゼリーも、マルカンの昆虫ゼリーサムライと同様におすすめしません。
この2つは同じような使い心地です。
手は汚れるし、臭うし、カブトムシは食べないし…といったゼリーは、買う価値なしです。
(マルカンさん、100円ショップのゼリーと同じ扱いをしてゴメンナサイ。汗)
カブトムシの昆虫ゼリーには、KBファームのプロゼリー、またはフジコンの消臭アミノゼリー、樹液の森がおすすめです。
カブトムシの飼育に餌台は不要
カブトムシのグッズ売り場でよく見かける餌台。餌台は、昆虫ゼリーをセットして使います。
ただ、実際のところ、「餌台」は必要ありません。
というのも、カブトムシは、とてもパワフルな昆虫。昆虫ゼリーを餌台ごとひっくり返します(汗)
ゼリーは、当然ながら土まみれになります。これでは、餌台をわざわざ使う意味…ないですよね。
また、昆虫ゼリーの栄養分と適度な温度・湿度が揃った環境では、餌台にカビが生えることも多いです。
昆虫ゼリーは、土に直接置いてしまってOK。その方が、案外キレイに食べてくれますよ。
手持ちの昆虫ゼリーがなくなった!家庭で代用として使えるものを紹介
カブトムシの餌には、昆虫ゼリーが一番です。
ただ、カブトムシに餌をあげようとして「昆虫ゼリーの残りが数個しかない!」って気づくこと、ありますよね。
ここからは、昆虫ゼリーの在庫を切らしてしまったときに代用として使える、各家庭にある果物を紹介していきます。
果物の中でもおすすめは、リンゴやバナナです。これらは水分量が少なく、カブトムシが下痢をしにくいです。
ここで、昆虫ゼリーの代用としておすすめのものとそうでないものをまとめてみました。
カブトムシに与えられるかどうかは、「水分量」を基準に考えます。
水分量が多い餌は、カブトムシの体調を崩すだけです。
水分量の多い餌を与え続けていると、カブトムシは次第に弱っていきます。
水分量で考えると、砂糖水やポカリスエットもカブトムシの餌にはNG。与えないようにして下さいね。
ここで、カブトムシの餌に「はちみつ」を思いつく人もいるかもしれません。
はちみつなら自然のものだし、水分量も少なくて良い気がしますよね。
ただ、はちみつは、カブトムシに絶対に与えないでください。
ハチミツは水分が少ない分、粘度が高いです。カブトムシの口を固めてしまう可能性があります。
口が固まったカブトムシは、餌を食べることができずに死んでしまいます。
カブトムシの餌にはちみつを使うのは危険。くれぐれも与えないでくださいね。
また、人間用のゼリーを餌の代用として使うのも良くありません。
ただ、人間用のゼリーは、人間が食べることを想定したもの。
人間にとって問題ない添加物の量でも、カブトムシにとっては致死量のこともあります。
人間用のゼリーは与えないのが無難です。
昆虫ゼリーの代用に使えるのは、リンゴかバナナと覚えておきましょう。とはいえ、昆虫ゼリーは、切らさないようにするのがベストです。
【当サイトの管理人の体験談】カブトムシにバナナをあげてみた
ここで、当サイトの管理人である僕が、カブトムシたちにバナナをあげてみたときのお話をします。
僕は、プロゼリーの在庫をうっかり切らしてしまったことから、急遽バナナを餌に使うことにしました。
ただ、僕のカブトムシたちは、せっかく用意したバナナを食べることは一切ありませんでした。
バナナの近くを通っても、バナナの上に乗せてあげても、まさかのスルー状態。翌日にはバナナは土に埋もれ、泥団子と化していました…。
このように、カブトムシによっては、昆虫ゼリーの代用としておすすめのリンゴやバナナを与えても全然食べないケースもあります。
普段、昆虫ゼリーを食べ慣れているカブトムシなら、なおさらなのかもしれません。
実際、バナナと全く食べなかった僕のカブトムシたちは、プロゼリーを与えるとガツガツと食べ始めました。
僕には、カブトムシたちが「俺たちが食いたかったのは、これなんだよ!」と言っているように思えました(苦笑)
カブトムシにとっては、やはり昆虫ゼリーが最高の餌。昆虫ゼリーは、なるべく切らさないようにしてあげて下さい^^;
僕の一押しは、プロゼリーです。
まとめ
このページでは、カブトムシの餌としておすすめの昆虫ゼリーを紹介しました。
カブトムシの餌には昆虫ゼリーがベストです。昆虫ゼリーなら、カブトムシにバランスの良い食事を手軽に与えることができます。
昆虫ゼリーを切らしてしまった場合の代用として使えるのは、リンゴやバナナです。
ただ、果物を餌に使う場合、カブトムシによって反応はいまいち。カブトムシには、昆虫ゼリーがやはり一番です。
昆虫ゼリーを与えて、カブトムシを元気に育ててあげて下さいね。
最後に、このページで紹介したおすすめの昆虫ゼリーをまとめておきます。参考にして下さい^^