カブトムシを飼うにあたって、昆虫ゼリーは必需品です。ただ、一言に「昆虫ゼリー」といっても、いろいろあります。どれを選べば良いか、迷っちゃいますよね(汗)
そこで、このページでは、僕の実体験をもとに、「食いつき具合」「臭い」「成分の特徴」「使いやすさ」「値段」を基準として、ランキング形式で人気の高い昆虫ゼリー3種を紹介していきます。
このページのランキングさえチェックしてもらえば、カブトムシの昆虫ゼリー選びで失敗しませんよ。ぜひ、参考にしてくださいね。
KBファームのプロゼリー
僕の一番のおすすめは、KBファームのプロゼリーです。プロゼリーは、プロリーダーの間でも人気の国産のゼリー。カブトムシが長生き・産卵するのに欠かせないタンパク質をたくさん含んでいるのが特徴です。
プロゼリーは、液だれが一切なく、扱いやすいのもおすすめのポイントです。バナナ味とのことですが、ゼリーは無臭。カブトムシの食いつきは、抜群です。値段は少し高めですが、十分満足のいく使い心地ですよ。
僕がプロゼリーを使ってカブトムシを飼育したところ、最長で4ヵ月も長生きしました。幼虫は12匹生まれました。(→プロゼリーを使った飼育の体験談は、こちらで書いています)
カブトムシに長生き・産卵させたいなら、KBファームのプロゼリーがおすすめです。
食いつき | 臭い | 成分の特徴 | 使いやすさ | 値段 |
---|---|---|---|---|
◎ 即、食べ始める 完食 |
◎ 無臭 |
高たんぱく | ◎ 液だれなし |
1個(16g)あたり 10~17円 |
フジコンの消臭アミノゼリー
カブトムシの臭いが気になる人は、フジコンの消臭アミノゼリーがおすすめです。ゼリーの成分のひとつである大豆アミノ酸は、カブトムシにとって貴重なタンパク源になるほか、ケース内の臭いも緩和してくれます。
ゼリー自体は甘いヨーグルト風の臭いがしますが、実際に使っていて臭いが気になることはありません。ケース内は森のような臭いを保っていました(プロゼリーと大差ないかな^^;)。カブトムシの食いつきは、いまいち。ただ、置いておけば、翌日には完食しています。
カブトムシを飼育していて臭うのが絶対に嫌な人は、フジコンの消臭アミノゼリーがおすすめです。
食いつき | 臭い | 成分の特徴 | 使いやすさ | 値段 |
---|---|---|---|---|
〇 すぐには食べない 完食はする |
◎ ヨーグルト風 |
大豆アミノ酸を使用 | 〇 液だれする |
1個(16g)あたり 8~12円 |
フジコンの樹液の森
安い昆虫ゼリーを探しているなら、フジコンの樹液の森がおすすめです。樹液の森は、カブトムシが好む黒糖がベースになっています。主成分は、カブトムシの1日のエネルギー源となる糖質。値段は1個あたり8円からと手頃に購入できます。
ただ、このゼリーは水分量が多く、ケースの中に入れておくとドロドロになります。ケースの中は、独特の甘酸っぱい臭いが充満しやすいです。カブトムシの食いつきも良くなく、食べ残しもあります。僕としては、どうせお金を出して買うなら、プロゼリーか消臭アミノゼリーにした方が良いと思います。
フジコンの樹液の森は、まずは手軽にカブトムシを飼育したい人におすすめです。
食いつき | ケース内の臭い | 成分の特徴 | 使いやすさ | 値段 |
---|---|---|---|---|
〇 すぐには食べない 食べ残す |
△ 独特の甘酸っぱい臭い |
糖質が中心 | 〇 液だれする |
1個(16g)あたり 8~11円 |
おまけ:マルカンの昆虫ゼリー サムライ
ここで、おまけとして、マルカンの昆虫ゼリーサムライも紹介しておきます。サムライも人気があるカブトムシの餌のひとつです。樹液の森と同じく、黒糖をベースとした糖質中心のゼリーとなっています。
ただ、僕としては断じておすすめしません。というのも、ゼリーがジューシー過ぎます(汗) 蓋を開けるとき、ゼリーの液で必ず手が汚れます。そして、カブトムシの食いつきが非常に悪いです。全く手つかずの状態で残っている日もあります…。
僕は、一回だけ購入して使ってみましたが、リピートは絶対にしません。
食いつき | ケース内の臭い | 成分の特徴 | 使いやすさ | 値段 |
---|---|---|---|---|
〇 すぐには食べない 食べ残す |
△ 独特の甘酸っぱい臭い |
糖質が中心 | 〇 液だれがひどい |
1個(16g)あたり 17~21円 |
このページでは、カブトムシの昆虫ゼリーをランキングにまとめて紹介しました。ぜひ、参考にしてくださいね!
なお、下記のページでは、カブトムシの飼育におすすめの土、ケースを紹介しています。こちらも併せてチェックしてみてください^^