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カブトムシの幼虫がモリモリ食べる!朽木の使い方3ステップを紹介

カブトムシの幼虫がモリモリ食べる!朽木の使い方3ステップを紹介

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カブトムシの幼虫がモリモリ食べる!朽木の使い方3ステップを紹介

カブトムシの幼虫を飼うのに、多くの人がつまずきやすいのが朽木。ケースや土とは違い、朽木はイメージがつかない人がほとんどです。「朽木って何?」「どうやって使うの?」「必要なの?」など、わからないことだらけですよね。僕も初めて朽木をお店でみたとき、全く同じように思いました^^;

朽木は、その名のとおり、朽ち果てた木。カブトムシの幼虫の餌になります。ただ、朽木がなくても、幼虫は十分大きく育ちます。腐葉土さえケースに入れておけば、全く問題ありません。

とはいえ、朽木があれば、自然により近い環境で幼虫を育てることができます。幼虫が餌を食べる様子や実際に食べた量の観察もしやすいです。カブトムシの飼育がもっと楽しくなるアイテムのひとつです。

そこで、このページでは、カブトムシの朽木を初めて使う人でも失敗せず、幼虫にモリモリ食べてもらえる方法を紹介します。

目次

  • 1 朽木は、カブトムシの幼虫の飼育にあればベター
  • 2 カブトムシの朽木の使い方! 簡単3ステップ
  • 3 朽木で失敗しないため、押さえておきたい3つのポイント
    • 3.1 朽木は水にしっかり沈めて浸けること
    • 3.2 朽木の全体が隠れるように土に埋めること
    • 3.3 朽木は幼虫が蛹になる前に取り除くこと
  • 4 カブトムシのケースに入れていた朽木にカビが生えた場合の対処法
    • 4.1 拾ってきた朽ち木は害虫がいっぱい…!朽木は市販のものを使おう
  • 5 カブトムシの飼育の初心者でも使いやすい! おすすめの朽木を紹介
  • 6 まとめ

朽木は、カブトムシの幼虫の飼育にあればベター

朽木がなくても、カブトムシの幼虫を育てることは十分にできます。腐葉土さえケースに入れておけば、幼虫は元気にスクスクと育ちます。

朽木とは、その名のとおり、朽ち果てた木のことです。市販の朽木は、シイタケなどの栽培に使った広葉樹の木からできています。

一方、カブトムシの飼育用に販売されている腐葉土は、広葉樹を細かく砕いたものにキノコの菌などを加え、発酵させたものです。中身としては、朽木とほぼ同じ。腐葉土の方が細かい分、幼虫にとって食べやすいでしょう。

実際、僕が腐葉土のみを使って育てた幼虫たちは、70mm越えの大型の成虫に育ちました。下の写真は、最も大きく育った個体です。
85mmのカブトムシ

このように、朽木がなくても、カブトムシの幼虫の飼育には全く問題ありません。腐葉土のみでも、幼虫はちゃんと大きく育ちます。

ただ、朽木があれば、カブトムシの幼虫を自然に近い環境で育てられます。幼虫が餌を食べているときの様子や実際に食べた量を見ることもできます。

親子でカブトムシの飼育を楽しむなら、ケースに朽木を入れてみるのも良いでしょう。

カブトムシの朽木の使い方! 簡単3ステップ

では、カブトムシの飼育に使う朽木は、どのように使うのでしょうか。ここからは、朽木の使い方について詳しくみていきます。

カブトムシの朽木の使い方

① 朽木を水に浸す
② ケースの底から1~3cmまでの土を固くしておく
③ 朽木を土に埋める

朽木は、幼虫が食べやすいよう、まず水に浸して柔らかくします。バケツに水を入れ、石などの重しをして、水中にしっかり沈めて下さい。水に浸ける時間は、商品によって異なります。長く浸け過ぎると、朽木が崩れたり、カビが生えやすくなったりするので、気をつけて下さい。

ケースの底の土は、拳でぎゅっぎゅと押して固くしておきましょう。1~3cmほどの高さが目安です。地盤が緩いと、朽木を入れても不安定。幼虫が落ち着いて食べ進められるよう、土はしっかりと固めておいて下さい。

朽木をケースに入れた後は、朽木がスッポリと隠れるまで、土をたっぷりと入れます。朽木が土から出ていると、すぐにカビが生えてきます。

ケースは、上記の手順でケースに入れればバッチリです! 幼虫は喜んで土に潜っていきますよ^^

朽木で失敗しないため、押さえておきたい3つのポイント

ここで、朽木を使うときに押さえておきたいポイントを解説します。上述のとおり、朽木の使い方は簡単。ただ、思わぬ失敗しないため、朽木を使うときは次のポイントに気をつける必要があります。

朽木を使うときに押さえておきたいポイント

  • 朽木は水にしっかり沈めて浸けること
  • 朽木の全体が隠れるように土に埋めること
  • 朽木は幼虫が蛹になる前に取り除くこと

それぞれについて、詳しく解説していきます。

朽木は水にしっかり沈めて浸けること

朽木を水に浸けるときは、石などの重しをして、全体をしっかり沈めることが大切です。

水に浸かっている部分にムラがあれば、幼虫にとって食べやすいところと食べにくいところができてしまいます。というのも、市販の朽木は、乾燥して固い状態。水に浸けることで、幼虫にとって食べやすい柔らかさに戻すことができます。

朽木を水に浸ける理由

朽木を水に浸けるときは、必ず重しをすること。全体が水にしっかり沈むように気をつけましょう。

朽木の全体が隠れるように土に埋めること

朽木を埋めるときには、全体が土でスッポリ隠れるようにしましょう。上述のとおり、朽木は、土から出ている部分があれば、すぐにカビが生えてしまいます。

朽木にカビが生えやすいのは、市販の朽木にはバクテリアがいないためです。自然界では、朽木に棲みつくバクテリアがカビの発生を抑えてくれています。ただ、バクテリアには、朽木を分解する働きもあります。そこで、メーカーは、朽木をバクテリアがいない状態にして販売しています。

天敵であるバクテリアがいない朽木は、カビにとって格好の餌食です。空気中に漂うカビの中でも特に強力なのは、青カビです。青カビは、湿った朽木があればすぐに取りつき、増殖を始めます。

青カビ

カビの発生を防ぐには、朽木は土に埋めて空気に触れさせないことが大切です。朽木を埋めれば、土の中のバクテリアが徐々に移ってカビを防いでくれる効果もあります。

朽木は、土にスッポリ埋めて、空気に触れさせないようにしましょう。

朽木は幼虫が蛹になる前に取り除くこと

朽木は、幼虫が蛹になる前に取り除いて下さい。

幼虫が蛹になれば、当然ながら、朽木を食べることはありません。土の中に残った朽木は、蛹のスペースを圧迫するだけです。

ケースのサイズと幼虫の数によっては、朽木が邪魔になり、蛹室をきちんと作れない可能性もあります。蛹室の中で過ごせなかったカブトムシは、羽化不全になりやすいです。

蛹室とは

蛹室とは、幼虫が土の中に作る縦長の空洞のこと。カブトムシは、蛹の時期を蛹室で過ごします。

蛹室

蛹室の中できちんと過ごせなかった蛹は羽化不全を起こし、角が曲がったり、羽が体にきちんと収まらなかったりするなど、奇形のある成虫になってしまいます。

カブトムシが蛹になるのは、5~6月頃が目安です。早い個体では、4月から蛹になる準備を始めます。

蛹室を壊さないため、土の交換は3月を最後に留めましょう。そのときに朽木も一緒に取り除いておけば、カブトムシが羽化不全を起こすリスクを下げることができます。

カブトムシのケースに入れていた朽木にカビが生えた場合の対処法

ここからは、朽木にカビが生えてしまった場合の対処法を紹介します。

どんなに気をつけていても、朽木にカビが発生するリスクはあります。朽木をケースに収めるまで、空気に一切触れさせずに作業することはできません。また、空気は、土の中にも存在します。

まず、朽木に白いカビが生えてきたときは、放置で全く問題ありません。このカビの正体は、キノコの菌です。キノコの菌は、カブトムシの幼虫が大きく育つために必要な栄養のひとつ。白いカビが生えた朽ち木は、カブトムシにとっては「一級品」ともいえます。

朽木に青カビが生えたときも、基本的には放置でOKです。人間からすれば、青カビは「毒」。ただ、青カビに負けるほど、カブトムシは弱くありません。2週間も待てば、土の中のバクテリアが朽木に移り、青カビは自然と消えていきます。青カビがどうしても気になるなら、ティッシュで拭き取ってしまいましょう。

拾ってきた朽ち木は害虫がいっぱい…!朽木は市販のものを使おう

朽木は、山や公園に行けば、無料で手に入ります。そこで、拾ってきた朽木をケースに入れようと考える人もいるかもしれません。

ただ、安心して使うことができるのは、やはり市販の朽木です。自然の中にあった朽木には、ダニや蟻(あり)、ヤツデ、ムカデといった虫が棲みついている可能性が高いです。そのままケースに入れるのは危険です。

拾ってきた朽木を使うなら、熱湯と天日干しで必ず消毒して下さい。そうすれば、朽木についている虫たちを一掃できます。手間はかかりますが、ケースの中に虫が湧くよりマシですよね^^;

拾ってきた朽木は、栄養の面でも市販のものより劣ることも頭に入れておいて下さい。市販の朽木は、カブトムシにとって栄養たっぷりのシイタケを栽培していた木を使っています。カブトムシを大きく育てたいなら、迷わず市販の朽木を選びましょう。

カブトムシのケースに入れる朽木は、安全性や栄養面を考えると、やはり市販のものをおすすめします。

カブトムシの飼育の初心者でも使いやすい! おすすめの朽木を紹介

カブトムシの市販の朽木はいろいろあります。朽木を使おうにも、どれを選んで良いか迷いますよね。

そこでおすすめなのが、「フジコンの朽木ブロック」です。フジコンの朽木ブロックは、amazonの売り上げランキングで常に上位を占めている人気の朽木です。

フジコンの朽ち木ブロック

フジコンの朽木ブロックの特徴

  • 茸菌のブロックで栄養満点
  • 浸水がわずか5分で完了
  • 値段が300~500円
素材 サイズ 浸水時間
天然木 13×10.5×26cm 5分

アマゾンで詳細をみる
フジコンの朽ち木ブロックは、茸菌ブロックを熟成・乾燥させたものをギュッと固めて朽木のように形成した栄養価の高いブロックです。

通常の朽木より柔らかく、水に浸ける時間はわずか5分でOKです。ケースに入らない場合は、割って使うこともできます。ブロックには穴が空いていて、幼虫が潜り込みやすいようにもなっています。

300~500円前後で購入できるところも魅力的。朽木を使うなら、フジコンの朽ち木ブロックがおすすめです。

まとめ

このページでは、カブトムシの朽木の使い方を紹介しました。

腐葉土さえ入れてあれば、カブトムシの幼虫の飼育に朽木は必要ありません。ただ、親子でカブトムシの幼虫の成長を楽しむなら、朽木を入れてみるのも方法のひとつです。

朽木は、水に浸けた後、全体が隠れるように土に埋めて下さい。朽木が不安定にならないよう、下の土はあらかじめ固くしておくのがポイントです。

カブトムシの飼育が初めての人におすすめの朽木は、フジコンの「バイオくち木ブロック」です。茸菌の栄養がたっぷり入っているので、幼虫が喜ぶこと間違いなし! 朽木を使うなら、バイオくち木ブロックを試してみて下さいね。

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