カブトムシに100%産卵させる秘訣!初心者のあなたにもできる3つのコツ

「カブトムシに卵を産ませて育ててみたい」と思う子供は多いです。

僕たち親としても、カブトムシの飼育を通して、子供が生き物を育てる喜びを感じてくれれば、うれしいですよね。

ただ、カブトムシに産卵させたくても、初めての場合、どうやってすれば良いか、わからない場合がほとんどです。

実は、単にオスとメスをペアで飼っているだけでは、卵はあまり期待できません。

カブトムシに産卵させるには、交尾を終えたメスだけを専用のケースに入れ、高タンパク質の餌を与えて飼育するのがポイントです。

このページでは、カブトムシに100%産卵させる3つのコツを紹介します。

カブトムシに100%産卵させる3つのコツ

カブトムシに確実に産卵させるには、押さえておくべきコツがあります。

それは、次の3つです。

カブトムシに確実に産卵させるコツ

・産卵セットを組む

・交尾を終えたメスだけを産卵セットに入れる

・高タンパク質の餌を与える

これら3つさえ押さえておけば、あなたのカブトムシも簡単に卵を産んでくれますよ^^

では、それぞれについて、詳しく解説します。

コツ① 産卵セットを組む

カブトムシに卵を産ませるには、まず産卵セットを用意しましょう。

カブトムシのメスは、交尾後、土に潜り、地盤の安定した場所を選んで卵を産み付けます。

飼育ケースも同じ環境にすれば、メスは卵を産むようになります。

産卵セットの作り方は、次のとおりです。

産卵セットの作り方

ケースの底5cmを目安に土を押し固める
産卵セットの作り方①
柔らかい土を高さ10cm分ほどプラスする
産卵セットの作り方②
枯れ葉マットや樹皮マットを敷く
産卵セットの作り方③

メスの産卵には「しっかりとした地盤」と「柔らかく潜りやすい土」の2つが欠かせません。

さらに、枯れ葉・樹皮マットがあればベターです。

これらをケースの全面に敷いておけば、カブトムシがひっくり返ったときの足掛かりとなり、起き上がりやすくなります。

産卵前のムダな体力の消耗を避けられます。

枯れ葉マット、樹皮マットは、例えば、次のものを使うと良いです。僕も実際に使っていますよ^^

枯れ葉マット

SANKO
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樹皮マット

メスが産卵セットを気に入れば、50個以上の卵を産むこともあるといいます。

メスが死ぬまでに産む卵は、通常、合計20~30個ほどです。

カブトムシに卵を産ませたいなら、産卵セットを組むようにして下さい。

産卵セットの土は、ガス抜きした広葉樹の腐葉土を使おう

産卵セットでケースに入れる土は、必ず広葉樹の発酵土を使いましょう

カブトムシの幼虫の餌になるのは、広葉樹の腐葉土です。幼虫が食べられない土では、メスは産卵しません。

例えば、ヒノキなどの針葉樹のマットを産卵用に使うのはNGです。

土は、幼虫用のものであることを確認してから使いましょう。

幼虫用の土である印

また、ケースに入れる腐葉土は、ガス抜きを済ませておいて下さい

ガス抜きとは、土の再発酵を防ぐため、状態を落ち着ける作業のことです。

というのも、幼虫用の土は、キノコの菌などを使って広葉樹を発酵させて作っています。

発酵が不十分な場合、使っているうちに再発酵し始め、熱をもつことがあります。

そうなれば、ケースの温度が上がり、メスも卵も死んでしまう可能性が高いです。

ガス抜きの方法は、次のとおりです。

ガス抜きの方法

新聞紙などの上に土を広げる
土が乾いていれば、霧吹きなどで湿らせる
1~2日、陰干しする

土が再発酵して、せっかくの卵やメスが死んでしまうことがないよう、土はガス抜きをしてから使いましょう。

そもそもガス抜きがいらない土を使えば、産卵セットの準備がラク!

産卵セットに使う土はガス抜きが必要とはいえ、正直なところ…面倒くさいですよね(苦笑)

買ってすぐに使える土の方が断然ラクです。

ガス抜き不要の土

そこで、あなたがこれから土を用意するなら、そもそもガス抜きの必要のないものを選ぶことをおすすめします^^

僕が愛用しているのは、マルカンのバイオ育成幼虫マットです

マルカンのバイオ育成幼虫マット

マルカンのバイオ育成幼虫マットは、時間をかけて熟成させているため、ガス抜きなしに使うことができます

マルカンのバイオ育成幼虫マット

実際、僕は、この土を使って12匹の幼虫の誕生に成功しました。

ガス抜きは、もちろん1回もしていませんよ^^

僕の体験談

あなたがこれから土を用意するなら、マルカンのバイオ育成幼虫マットを選ぶことをおすすめします。

コツ② 交尾を終えたメスだけを産卵セットに入れる

産卵セットには、交尾を終えたメスだけを入れて下さい。

交尾を終えたメスだけを産卵セットに入れる

オスとメスをずっと一緒にしていては、メスは産卵に集中できません

実は、カブトムシのオスは、性欲が旺盛です(苦笑) それでは、メスは、産卵の前に疲れ果ててしまいます。

また、1つのケースでカブトムシを多頭飼いしていると、成虫が土に潜ったときに卵を潰してしまう可能性が高いです。

産卵セットに交尾を終えたメスだけを入れることで、たくさんの卵が期待できます。

メスを産卵セットに入れるタイミングは、同居から1週間が目安

メスは、オスと同居させてから1週間を目安に産卵セットに入れるのがベストです。

メスを産卵セットに入れるタイミングは、ペアでの飼育から1週間

カブトムシは、オスとメスのペアで飼って1週間も経てば、大抵は交尾が完了します

野生のメスを捕まえてきたなら、交尾を済ませているものがほとんどです。

ただ、念のため、同居の期間をつくっておけば安心です。

メスを入れた産卵セットから、ケースの底を引っ掻く音がしたり、土の表面が掘り返したようにモコモコしたりすれば、メスが産卵しているサインです。

メスは、交尾から1~2週間で産卵を始めます。

カブトムシに卵を産ませるには、オスとメスを1週間ほど同居させ、交尾を済ませておきましょう。

なお、カブトムシに確実に交尾をさせたい場合は、オスをメスの上に置いて強制的にやらせる方法もあります(←表現がひどいですね…)。

ただ、僕は、カブトムシの意志を無視するやり方に思えて好きではありません…。

大抵は、同居させるだけで十分。ちゃんと卵を産んでくれますよ。

産卵セットは、土の乾燥やダニ・コバエの発生に気をつけよう

産卵セットにメスを移した後で気をつけたいのは、土の乾燥とダニ・コバエの発生です。

カブトムシの土は、軽く握って固まるくらいの湿り気が目安

産卵セットの土は、軽く握って固まるくらいに湿らせておきましょう。

カブトムシの成虫も卵も、乾燥には弱いです。

ケースの湿度は、60~65%が目安。

せっかくの卵が干乾びないよう、産卵セットの土は、適宜、霧吹きをして湿らせておいて下さい。

土の湿り具合の目安

ダニやコバエが発生した場合、10月まで放置が安全

カブトムシを飼育していてダニやコバエが湧くのは、よくあるトラブルです。

ダニやコバエが産卵セットに発生してしまった場合、10月まで放っておきましょう

僕たちにできることといえば、屋外でケースの蓋を開け、息を吹きかけるなどしてコバエの成虫を追い出すくらいです^^;

というのも、生みたての卵は3~4mmしかありません。孵化したての幼虫は8~9mmほどです。

ダニやコバエを退治しようと土を交換すれば、卵や幼虫を傷つける可能性があります。この時期に土の交換をするのは、危険です。

孵化したばかりの幼虫

10月になれば、大抵の卵は孵化し、2cm以上の幼虫に育っています。土の交換は、10月まで我慢して下さい

10月のカブトムシの幼虫

とはいえ、ダニやコバエは、僕たち人間にとっては気持ちの悪いもの。

ダニやコバエをどうしても我慢できないときや大量に発生したときは、最終手段として土の交換を行いましょう

ダニやコバエが大量に発生している状況は、カブトムシにとっても良くありません。

ダニの中には、卵を吸って餌にするものもいます。コバエの幼虫は、カブトムシと同様に土を食べて成長します。

土を交換するときは、僕たちの手の雑菌をうつすことのないよう、卵や幼虫はコンビニの使い捨てスプーンなどですくって下さい

ダニがメスの体についている場合は、使い捨ての歯ブラシを使って洗い流すか、専用のマットにメスを入れて取り払います。

ダニ取りの専用のマットには、例えば、フジコンのダニピタクリーンがあります

フジコンのダニピタクリーンは、ダニが嫌う鉱物ゼオライトでできたマットです。

ダニピタクリーンを入れたケースの中でメスを1~2時間過ごさせれば、体のダニを一掃できます

ダニを落とし終えたメスは、また産卵セットに戻せばOKですよ。

フジコンのダニピタクリーン

ダニを退治する方法について、詳しくは、次のページを参考にして下さい。

土を交換するときは、卵や幼虫を傷つけることのないよう、くれぐれも慎重に作業を行いましょう。

コバエが出入りしにくいケースを選べば、土の乾燥とコバエの発生を防げる

あなたがこれから産卵セット用のケースを買うなら、コバエが出入りしにくい造りのものをおすすめします。

コバエが出入りしにくい造りのケースは、空気穴が小さくなっていたり、蓋に窓がなかったりして、コバエの侵入はもちろん、土の乾燥も防ぐことができます。

霧吹きの手間が減るだけで、カブトムシの飼育の負担はグッと軽くなりますよ

産卵セットのケースは、コバエが出入りしにくい造りのものを選ぶようにして下さい。

僕が愛用しているのは、SANKOのクリーンケースです。

SANKOのクリーンケース

SANKOのクリーンケースは、コバエの出入りと土の乾燥の両方を防げる造りのケースです。

クリーンケースは、空気穴が小さく、蓋には窓がありません。

クリーンケース

僕は、このケースを使うようになってから、土の霧吹きはほぼしていません。1~2週間に1回くらいするかどうかです。

ケースの中からコバエが湧いたときも、クリーンケースのおかげで、コバエが外へ出てくるのをしっかりガードできました。

というのも、コバエの卵や幼虫が、カブトムシの土に潜んでいることがまれにあります^^; カブトムシの土である性質上、殺虫剤を使って製造することはできません…。

クリーンケースなら、コバエの出入りと土の乾燥の両方を防ぐことができて、一石二鳥ですよ。

あなたがこれからケースを買うなら、クリーンケースのように、コバエが出入りしにくい造りのものをおすすめします。

なお、コバエの予防策と撃退方法は、次のページで詳しく解説しています。

ぜひ、参考にして下さい。

コツ③ 高タンパク質の餌を与える

メスにたくさん卵を産ませるには、高タンパク質の昆虫ゼリーを与えるのも重要なポイントです。

産後の体力の回復には、高タンパク質の昆虫ゼリーを与えるのが効果的です。

当サイトの管理人の体験談

実際、僕がカブトムシに高タンパク質の昆虫ゼリーを与えてみたところ、食いつきが抜群でした。

昼間、昆虫ゼリーの容器に顔を突っ込み、餌をひたすら食べ続けていたメスもいたほどです。

あまりの食べっぷりに「タンパク質は、カブトムシの産卵に欠かせない栄養である」と実感しました。

高タンパク質のゼリーの中でも僕のおすすめは、ブリーダーの間でも評判の良い「プロゼリー」です。

このゼリーは、硬めの作りになっていて土を汚しません。

また、水分が少ない分、腐りにくいです。臭いがないことも、僕が気に入っている理由のひとつです。

プロゼリーのおかげもあって、僕は、12匹の幼虫の誕生に成功しましたよ^^

プロゼリー

カブトムシに産卵させたかったら、高タンパク質のゼリーを与えるようにして下さい。

僕のおすすめは、プロゼリーです^^

KBファームのプロゼリー

まとめ

このページでは、カブトムシに100%産卵させるための3つのコツを紹介しました。

カブトムシに産卵させるには、「産卵セットを組むこと」「交尾を終えたメスだけを産卵セットに入れること」「高タンパク質の餌を与えること」がポイントです。

これらの3つのコツさえ押さえて飼育すれば、あなたのカブトムシもたくさん卵を産んでくれますよ^^

最後に、このページで紹介したカブトムシのアイテムをまとめておきますね。

ぜひ参考にしてください!

カブトムシが起き上がるのに必須! 枯れ葉マット

SANKO
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枯れ葉マットの代わりに! 樹皮マット

面倒なガス抜きが不要! マルカンのバイオ育成幼虫マット

土の乾燥とコバエ対策に! SANKOのクリーンケース

産卵に必要なタンパク質! プロゼリー