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夏休みといえば、お盆の実家への帰省や家族旅行など、イベントがいっぱい。
カブトムシを家に残して出掛けることもしばしばです。
猛暑の中、カブトムシを家に残して出掛けるのは心配ですね。
とはいえ、カブトムシを旅行先へ連れて行くわけにはいきません。
子供の友達の家に預かってもらおうにも、友達の子のママが虫嫌いの可能性があります。
カブトムシの世話をお願いしたことで、相手の家庭の夏休みイベントを邪魔してしまうかもしれません。
そこで、このページでは、カブトムシの飼育中、家を留守にするときの注意点と対策について解説します。
目次
カブトムシの飼育中、家を留守にするときの注意点をまとめてみた
夏の暑い時期、家族旅行などで家を留守にする場合に困るのが、カブトムシのこと。
暑さが厳しい中、カブトムシを残して出掛けるのは心配です。
ただ、カブトムシを旅行先に連れて行くわけにはいきません。
カブトムシのケースごと布や袋で包んで他の人の目に入らないようにすれば、バスや電車、飛行機に手荷物として乗せることはできます。
とはいえ、荷物が多い中、カブトムシを連れて行くのは大変です。
車で移動するにしても、常にケースを持ち運ぶ必要があります。カブトムシを高温の車内に放置することはできません。
カブトムシの飼育中、家を留守にするときの注意点は、次の3つです。
餌がない状態が長期間続けば、当然ながらカブトムシは死んでしまいます。
ネットで調べたところ、カブトムシは1週間ほど餌を食べなくても大丈夫ですが、体力の消耗は避けられません。
また、カブトムシは、暑さや乾燥に弱い昆虫です。35℃を超える部屋、乾燥してパサパサになった土では、生きていられません。
家を留守にするときは、カブトムシを弱らせないよう、餌や気温、湿度に注意して下さい。
では、餌、気温、湿度について、留守中の具体的な対策をみていきます。
対策① カブトムシの餌は多めに入れておこう
留守に備えて、カブトムシの餌は多めに入れておきましょう。
カブトムシは昆虫の中でも大食いです。カブトムシ1匹につき1日1個ほどの昆虫ゼリーを食べます。
そこで、家を留守にするときは、飼っているカブトムシの数に留守にする日数をかけた分の昆虫ゼリーをケースに入れておきましょう。
留守中にカブトムシのケースに入れておく昆虫ゼリーの数の目安
ケースに入れる昆虫ゼリーの数=飼育しているカブトムシの数×留守の日数
例えば、カブトムシを3匹飼っていて、5日家を留守にするなら、「3×5」で15個の昆虫ゼリーを入れることになります。
ゼリーが多すぎてケースを占領するようなら、数を少し減らしても大丈夫です^^;
このとき、昆虫ゼリーの蓋は剥がさず、十字の切れ目を入れておくとベターです。
そうすれば、ゼリーが乾燥したり、土で汚れたりして、早くダメになるのを防ぐことができます。
蓋に十字を入れるには、カッターがあれば十分ですよ。
さらに、昆虫ゼリーには「プロゼリー」を使うのがおすすめです。
KBファームのプロゼリー
・ゼリーが固めで周りを汚さない、臭わない
・カブトムシの食いつき抜群
・タンパク質を豊富に含み、体力の回復に最適
プロゼリーは水分量が少なく、硬めの仕上がりとなっています。
他のゼリーと比べてドロドロになりにくく、時間が経っても食べやすいです。ケースの中を汚す可能性も低いですよ。
また、プロゼリーは、タンパク質を豊富に含むため、体力の回復にピッタリです。留守番でカブトムシが弱るのを防いでくれます。実際、カブトムシの食いつきは抜群です^^
そのほか、天然果汁、必須アミノ酸グルコース、トレハロースなどがバランスよく入っています。
留守中、カブトムシが餌で困らないように、プロゼリーを多めにケースに入れておきましょう。
蓋を十字に切るのも忘れないで下さいね。
対策② ケースは、涼しい場所に置いておこう
留守に備えて、カブトムシのケースはなるべく涼しい場所に置いておくことも大切です。
カブトムシにとって快適な温度は、22~26℃。
カブトムシは日本の気候に適応しているとはいえ、35℃以上にもなれば、暑さに耐えきれずに死んでしまう可能性が高いです。
野生のカブトムシは、土に潜ったり、葉の影に隠れたりして猛暑を凌いでいます。
留守中、カブトムシのケースは、少なくとも直射日光が当たらない、風通しの良い場所に置いておきましょう。
カブトムシを室内で飼っているなら、陽の光が差し込まない部屋を選んで下さい。陽が差し込む部屋では、気温が上がって危険です。
カブトムシの命を最優先で考えれば、エアコンをつけっぱなしにして出かけるのがおすすめです。
それが難しければ、換気扇をつけっぱなしにしておくと良いでしょう。
換気扇をつけておけば、部屋にこもった熱を排出し、新しい空気を取り込むことができます。
とはいえ、猛暑の中、換気扇を回しておいても高い効果は見込めません。
家を留守にするときは、やはりエアコンをつけっぱなしにしておくのが安心です。
少なくとも、直射日光の当たらない、風通しの良い場所にケースを置いておきましょう。
※エアコンや換気扇をつけたまま出かけてトラブルが起こっても、自己責任でお願いしますm(__)m
ただ、我が家では、エアコン・換気扇をつけたまま外出したことで事故を起こしたことは、一度もありません。
対策③ カブトムシのケースの土は湿らせておこう
家を留守にする前には、カブトムシのケースの土を忘れずに湿らせておいて下さい。
カブトムシは、乾燥が大嫌いです。
カブトムシにとって快適な湿度は、60~65%。土は、軽く握って塊ができるくらいの湿り具合が目安です。
とはいえ、ケースによっては、湿り気を保つことは難しいです。
蓋の空気穴が大きめのケースの場合、土を湿らせても、すぐに蒸発して乾燥してしまいます。
かといって土をビシャビシャに湿らせることはできません。多すぎる水分は、ダニの発生のもとです。
過度に湿って蒸し暑い環境は、カブトムシにも良くありません。
そこで、コバエが出入りしにくいケースをおすすめします。
中でも僕のイチオシは、SANYOのクリーンケースです。
SANKOのクリーンケース
・コバエの出入りを防ぐ
・土が乾燥しにくい
・カブトムシが脱走できない
SANKOのクリーンケースは、空気穴の幅が0.5mmと小さい造りになっているのが特徴です。
コバエの出入りとともに土の乾燥も防いでくれます。
また、このケースなら、留守中にカブトムシが脱走する可能性もゼロ。蓋にありがちな小窓がなく、左右からしっかりロックをかけることができます。
クリーンケースは、サイズも豊富です。SS・S・M・L・XLの5種類から選べます。Mサイズなら、カブトムシ2~3匹の飼育が目安です。
SANYOのクリーンケースを使えば、安心して家を留守にできますよ^^
万全を尽くしても、カブトムシが死んでいる可能性はある
帰宅後は、最優先でカブトムシの無事を確認してあげて下さい。
万全の対策をしても、個体によって、留守中に死んでいる可能性はゼロではありません。
というのも、寿命が近かったり、交尾や産卵で体力を消耗していたり、カブトムシの状態は様々です。
弱っているカブトムシでは、留守中の暑さや空腹に耐えきれず、死んでしまうものもいます。
カブトムシの中には、前日まで元気に動き回っていたのに急にポックリ逝くものもいます。
そこで、家族で旅行に行くときは、上記の対策を漏れなく行い、子供と一緒にカブトムシへの挨拶を済ませてから出かけるようにしましょう。
そうすれば、万が一のときも悔いが残りません。
「カブトムシのためにできることは全てやった」と思えることが大切です。
帰宅後、カブトムシが生きていれば、新しい餌に取り替えてあげましょう。土が乾いていれば、霧吹きで湿らせます。
カブトムシにとって快適な環境に早く整えてあげて下さいね。
まとめ
このページでは、カブトムシの飼育中に家を留守にするときの注意点と対策について解説しました。
留守中、カブトムシの飼育で注意すべきは、餌と気温、湿度の3つです。
家を留守にするときは、餌である昆虫ゼリーを多めに入れておきましょう。
ケースは、なるべく涼しい場所に置いておきます。
留守中にカブトムシを弱らせないためには、土の湿り具合にも気をつけて下さい。
とはいえ、万全を尽くしても、留守中にカブトムシが死んでいる可能性はあります。
カブトムシの死を受け入れるには、「できることは全てやった」と思えることが大切です。
最後に、このページで紹介したアイテムをまとめておきます。ぜひ参考にしてください。